PPP竹花貴騎の今日の学び解説 競合との差をつける。FMMモデルとは?
竹花貴騎氏が経験した、非日常のサービスをいかに自分のビジネスに取り込むか?
単純に勉強になります。
限界効用逓減の法則。
もういきなり頭痛い。言葉は難しいですが、中身はそうでもない。
二杯目のビールより、一杯目のほうがうまいよね?三杯目はもっと満足が薄れるよね?って話。
同じ商品を、同じように提供しても、一回目と二回目で満足度下がってるよ。じゃあ同じ満足度を獲得するために何ができるか?
香港のあるカフェでは、一杯目のカフェラテは普通に提供。二杯目以降はハチミツつけたり、シナモンスティックつけたりして、一杯目の満足度から下がらないように工夫。
ほんのひと手間。ほんのひと工夫。ほんの少しのコスト。
これを使うことで、差別化ができ次の来店、次の一杯につながっていくお話。
ピークエンドの法則
これは人の記憶は、一番盛り上がるところと、最後が記憶に残る。という法則です。ドラマ、映画などでよく聞かれる法則です。
京都嵐山、料亭のお話です。私には一生馴染みが無さそうなお店。
食事のパフォーマンスは高い。というか高いに決まってる。
まったく話は変わりますが、外食産業で美味しいといわれるのは当たり前の法則。ちゃんと調理されたもの出来立てで出てくる。家庭だって出来立てならうまい。ここで美味しくないもの提供したら(好みの味じゃなかったとか、嫌いな食材が入っていたは除く)確実に潰れるし、むしろ世のためにつぶしたほうが良い。
そんなところで食事する方々は、ハイヤーで乗り付けて、運転手さんは2,3時間は待たされる。
そこでピークエンドの法則。
美味しい食事(ピーク)をした後、帰りの車の中(エンド)そこで聞かされる、もう一つの衝撃の実話。
「先ほどの料亭、私たちにもお茶とお菓子持ってきてくれましたよ」
「えっ」ってなるわけです。あそこは、お客様にもてなしをして、外の人間にも気遣いができるのか!!?
鴨頭流「影褒め」ですね。分かります。
第三者から、良い評判を聞くと、必要以上に良いと感じてしまうという事象です。
この1アクションで、次の接待に選ばれたり、この話を別の人間にすることで店の評価が上がり、次につながる。そんな良い循環。
タイのカフェの話が出てくるのですが、ちょっと個人でやるには勇気がいる(つまりビジネスチャンス!?)相手の気分に合わせたカフェ。
メニューが無く、その日の気分に合わせて料理、ドリンクを選んでくれる。
ある意味博打。
ここにはなんちゃらの法則はありません。
価格設定を客に任せるホテル
これは竹花氏お得意の話。何度も聞いてます。
あるホテルのスイートルーム。価格設定がない。
とびきりのサービスを満喫して、金額を泊まったお客が決める。
究極的には0円でもOK。ただ、スイートに泊まるような客が0にするわけがない。
じゃあ適正価格はいくら?ここでホテルが、一泊20万に設定すると、それ以上の価値を感じた客も20万しか払わない。(これ以上払えない。チップで払う?)
だからそれ以上払ってくれそうなお客には価格を設定しない。感動を受けたサービスがあれば50万円払ってくれるかもしれない。30万取り損ねるところでした。
お客と旅行しながら筋トレ
プライベートジムだけ考えたら、もうレッドオーシャン。
だからここの経営者、何を考えたかというと、旅行先でトレーニングするという体験を売ることにしました。
セブ島でホテルのヨガスタジオ借りたり、今年は石垣島で体験を売ったそうです。
もともとスポーツクラブで働いていた人間からすると(素人に毛が生えた考えですが)筋トレしてすぐ食事ができたらレッスン代と食事代で二度おいしい?
高たんぱく低脂質。かつグループレッスンならコミュニケーションの場の提供。プロテインBARがゴールドジムにあるのは知ってますが、美味しく楽しく健康に!をコンセプトにいける?
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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