今回の動画は人の脳に語り掛ける価格設定です。
脳の不思議。理解不能のものを理解しようとしても無意味。
そこを理解しようとしてるからうまく行かない人が多い
しかし、その理解不能な部分にアプローチする方法がある。
どこを見ても、「お客様の声」「顧客の声を聴け」というメディアが多い中、竹花先生は
「客の声は聞くな」といっています。「建前なんだから」
まるでポジショントーク。ただ、もちろん理由はあります。
行動から仮説を立てるスキル これが大事です。
例で上がるのが、ヨーロッパのスーパーの話。
そのスーパーでは、一緒に買われた商品を調べるようです。
そこでなんとよく売れる組み合わせの中に、
ビールとおむつ
がセットによくなっているそうです。
この組み合わせがなぜこうなるかを考えるスキル。
曰く、子供が生まれた家庭で母親が買い物いけないから旦那さんに頼んでおむつを買ってきてもらう。
そのついでに、飲みに行けないから一緒にビールを買っているんではないか?という仮説。
これが必要!!!
もう一つ例が。
募金をしたことがありますか?
この質問に「YES」と答える人は多いそうです。
じゃあ、何の募金でした?と聞くと「分からない」
なぜか?
小銭をしまうのが面倒だからそこの募金箱に入れようと思うようです。
結局、無意識でやってしまうことに施策をぶつける。
上の募金の話は別の竹花動画にも出ていて、街頭で募金をする奴はバカって言ってました。
なぜか?
みんな財布から小銭を出すのが面倒なんです。
だから、募金してほしいならすでに財布を出している人間にお願いをしろと。
だからレジ横の募金箱はベスト。だいぶキャッシュレスが普及しているので、今後はQR読んで募金も増えそうですが(汗)
時を戻そう。
顧客の声を聴いて鵜呑みにするのではなく、募金をするから募金箱を置くわけでもなく、
相手の行動の心理を読み解く。
鷺君のネタが使われてますが、お世辞や建前で言われたことを真に受けていたら改善されない!!
アメリカでの実験が出てきます。
見事に私ははまりますが、
金額が中途半場なので少し変えますが、
Webマガジンを、オンライン上で見るだけなら5000円
書籍で送られてくると10000円
これだと、約68%がオンラインを選ぶ。
そこで一施策。ここで人間の脳の不可解な部分が出てくるんです。
同じくオンライン上なら5000円
同じく書籍10000円
そこにさらに、第三の選択肢
書籍、オンライン両方ついて10000円。
さてあなたならどっちを選びますか?
私は見事にはまりました。書籍とオンライン選びました。84%が騙されるようです。
よくあるのは松竹梅の選択式。みんな真ん中選ぶ。あわよくば梅が売れて利益率が上がる。
次のコーヒーの例は分かりやすい。
コーヒー100円、パン200円、コーヒーとパンがセットで200円。さてどれが一番売れるでしょうか?
人の脳みそはその時々に最適なものを選べない時もあるから、その行動の心理を読み解いてあげるとビジネスの力が上がる。
今日はここまで。ありがとうございました。
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