遊んで暮らして金もある。FIRE 解説ロジャーパパの場合。

ロジャーパパ

「FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)」

ポートフォリオ所得や不動産所得で日々の生活支出を賄うことができる人種、それがFIREを達成した人です。

いろんな定義があるようですが、この本では

「年間の生活支出の25倍を貯蓄した者」と定義されるようです。

それすなわち一か月の生活支出が20万円の人の場合、

20万×12か月×25=6千万円 となります。

30万なら9千万!!??

うちの生活支出が大体35万円くらい・・・先は長いなぁ・・・

目指せビリオネア☆☆☆

で、ためる金額は達成したという前提でここから歩を進めます。

4%ルール

貯めたお金を年利4%で運用し、それで生活支出を賄う。

リタイヤした時の4%を定額で取り崩す方法と、今持っている資産の4%を取り崩す、二通りがあるようです。

これが4%ルールです。

FIREを目指す人の中では常識です。

 

 

年収の25倍貯めるために

そしてここから具体的にその年収の25倍をためるために本書に書いてある内容を

①本業の収入アップ

転職やキャリアアップを目指すというもの。残業代で・・・という方は、作者はこれで過呼吸になったり、同僚が倒れる現場を見たらしいので、残業は少し違うようです。

②副業収入アップ

将来の自分のビジネスにつなげたり、入金力を上げるために必要なスキルのようです。

③消費の中毒性を抑制

一杯目のビールより二杯目。二杯目より三杯目のほうが、うまさも感動も薄れるよ。そんな自分にとって価値の下がるものにお金を使うのはやめよう。ということです。

④家は家賃一択

固定資産税、住宅管理コスト、修繕コスト、家を買うと何かとお金がかかる。賃貸で種銭をためよう。ということです。

余談ですが ただ、いつも思うのが家を買うのが負債を買うこと、キャッシュフローを生まないこと、一般的に投資するなら賃貸一択は嫌というほど耳に目にしてきたんですが、まるで賃貸はお金かからない。ローン返済の分投資に回せるのに見たいな書かれ方がいつも腑に落ちません。家賃、ただじゃないよね?実家を間借りして、家賃月1万円です。とかなら分かるけど、ド地方ですが5LDKで駐車場3台ついて、バーベキューやれるくらいの庭があって、建売で2000万弱なら俺は買って後悔してない。固定資産税込みで月7万ならアリだと思っている。反論は受け付けません。

⑤インデックス投資

説明不要。投資無くしてリタイヤは無い。というかこれ抜きでFIRE語れないでしょう。

逆にこれがあるからFIREできるんでしょ?

ここでFIREの様々な考え方。

もちろん働きたくなくて、25年分貯蓄してFIREするのは理想的?かもしれませんが、

サイドFIREという考え方もあります。月20万必要な人だとFIREするのに6000万円必要ですが、月10万円分は仕事するわ!ってことになると、3000万円で済むわけです。

 

 

さてここで問題点が一つ。

この4%ルール、成功率が95%なんです。

僕は脳内ハッピーなので、諸手を挙げて歓迎しますが、人によっては

「えっ、5%の確率でミスるの?」ってい人もいるそうです。

そんな人のために対応策もあるようです。

高橋ダンさんなら、資産の一部を短期投資でうまく乗り切ればいい。ライオン戦略!!とか言いそうですけど、本書では

①現金クッション 

②利回りシールド

で乗り切ろうと言ってます。

現金シールドとは

資産に加えて、さらに5年分貯蓄しようといっています。

アホか!!!って言いたくなりますが、理屈は分かります。一番失敗する確率が高いのは、リタイヤ直後に暴落が来てしまう時。そんなときは現金クッションを使って乗り切ろう。

過去の不況はすべて約5年で回復している。だから、生活支出20万の人はもう1250万貯蓄して!っていう話。1分しか潜れないのに、1分潜った後、息継ぎしようとしたら頭押さえつけられる感じ。

総批判が来るので

②利回りシールド

基本、株や債券で運用するなら利回りがあるよね?それで貯蓄額を全部賄わなくてもいいよというものです。投資商品が分配金2%あるなら上記の1250万の半分625万円で済むよね?という話です。

ある程度分配金に期待できるものも、ポートフォリオに組み込んでおいてくださいね!というアドバイスもいただきました。

まとめ

とにかく貯める。

そして運用する。

そして、リタイヤする。

なんとか60歳で退職できそうです。

頼むぞS&P500、頼むぞ米国株、頼むぞビットコイン

うちの未来の8割はあなた方にかかっている。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

将来のために

新刊が出ます。

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