両学長と一緒にお勉強 大人気シリーズのタルムード。その中でも今回は、「七匹の太った牛と七匹の痩せた牛」
ちょうどこの動画が公開された時、NYダウは最高値を更新し、調整が入りました。
これを書いてる今は大統領選が終わり、コロナワクチンの期待もあり、NYダウはまたもや最高値を更新し、30000ドルを目指しています。
儲かっている時だけ嫁に収支報告します☆
悪いときは黙ってます。
コロナで死んでいた航空業や金融業が元気になると、一緒に死んでいたSPYDも蘇ります。
と、好事魔多し。儲かっている時ほど気を付けてというお話です。
では解説です。
エジプトの昔話です。
ファラオがある夜夢を見て預言者や臣下に夢診断をさせました。
ナイル川のほとりからまるまると太った牛が七匹おいしそうに草を食べていたところ、
がりがりに痩せた七匹の牛がやってきてその牛を食べてしまった。
この夢は何を意味しているのか?
臣下たちは分からないため、牢に閉じ込めていたヘブライ人(のちの最高執政官ジョセフ)が夢をうまく読み解くということで王の前に。
ジョセフはファラオに「今後7年間大豊作です。ただその後7年大飢饉に見舞われます。可能な限り穀物を蓄え飢饉に備えてください。
ファラオはそれを信じ、可能な限り節約、貯蔵した。
その後予言通り危機が訪れ、エジプトのみならず、世界中の人を苦しめた。
多くの国は富や人を失ったが、エジプトは飢饉に備えていたため助かった。
このお話は、豊かさの次は貧困が来るよ!という話です。
世界中にこれと似たような話はあります。
平家物語の序文 盛者必衰の理、アリとキリギリス
豊かさにあぐらをかいているとひどい目に合うよ。いつどこでも起こりえる話です。
どこにでもある話というのは、どこでも誰でもはまる罠ということです。
この話で牛=収入 太った=多い 7年=ヘブライ人の一区切り。
つまり調子がいい時期は7年しか続きませんよ。という戒め。
現実に落とし込むと、800万の収入に400万の生活支出。
通常の家庭なら、余った400万を浪費に回すことでしょう。
そこを耐えて、投資や貯蓄に回すことで、リストラにあったときにいきなり家計がマイナスになることを防ぐことができます。
会社の経営者も同じことをするようです。
稼いだお金を全部使う。来年も同じだけもしくはそれ以上稼げると考えている。だから不況が来ると吹っ飛ぶ。
さらに、現状認識をできてない人が多すぎる。
今は太った牛の時期なのか?痩せた牛の時期なのか?これがどれくらい続くのか?
今、私のところには、不景気の株高。仮想通貨高騰。太った牛が見事に来ている気がします。
ここで誰かに、現金比率高めろとか言われても無理です。
自分の力量は最近やっと把握できて来たので、1匹目の痩せた牛で逃げ切れるように努力します。
6匹目や7匹目の時に逃げれるとは思っていません。そんな技量も度量も無いので☆
学長からの心に刺さる言葉その壱
負けるまで大きな勝負を続けたら、いつか必ず大きく負ける
勝負し続けたら必ずどこかで負ける。
学長からの心に刺さる言葉その弐
明日は我が身
どんなあほな投資でも事件でも明日は我が身と思う、危機意識が大事。
学長からの心に刺さる言葉その参
太った牛の後に痩せた牛が必ず来るが、痩せた牛の後に太った牛が来るとは限らない
これフリーランスだったら超怖い。
ジョセフの言った「可能な限りの貯蓄」さて、これはどれくらいでしょうか?
うちの家計は嫁さんがしっかりしているので、ボーナスは全額高配当ETFかインデックス投資です。
ただ、多くの家庭はそれが難しい。
学長は別の動画で、フリーランスの独立の話で、生活支出の3年分だったかな?は残しておけという話があった気がします。
だから、生活支出が300万なら900万までは全力で貯蓄すればいいと思ってました。
違いました。
学長もっと厳しい。25年分の貯蓄。ウチ7500万です(笑)
ここまでくるといつ痩せた牛が来ても大丈夫という目安だそうです。
収入の○○%貯蓄するのがおすすめです。
バビロンの大富豪は10%と言ってました。
もしくは自分のスキルに投資せよ。とも言ってます。
ためるのはお金だけじゃないよ。助け合える家族(社会資本)本業とは別で稼ぐ(人的資本)これも大事。豊作の時に、家族との絆を深め、スキルアップを狙う。
痩せた牛が来ている時期こそ、適正なリスクをとる。ノーペイン、ノーゲインの法則にならって八方塞がりでも九方目を探す。
そういった努力が太った牛を引き寄せるかもしれません。
では今日はここまでです。動画をぜひご覧ください。
コメント