これからアメリカに投資しようとする方に知っておいてもらいたいETF5選。
ETFとは株や債券、貴金属などを詰め合わせたパック商品です。
ロジャーパパが選んでくれました。
信じられないくらいバランス重視です。
アップルやアマゾンに投資したい気持ちはよくわかります。
ただ、健全にアメリカの成長を享受したいなら、この五本のETFで失敗することはまずないです。
では早速紹介していただきます。
VTI(株式)
アメリカのほぼすべての上場している株、約3600社に投資できるETFです。
S&P500などに含まれない、小型株なども含まれているため、アメリカに投資するといっても過言ではないETFです。
乾杯といったらビール。アメリカといえばVTI。それくらいアメリカ投資といえばこれ。
2021年3月現在。200ドルで1株投資ができます。
1株持っておくと1.43ドル(年間、税考慮せず)分配金が支払われます。
日本の投資信託だといろいろと手数料やらなんやらとられますが、アメリカはくれるんです。
唯一取られるのが年間運用コストというものだけ足られます。
運用金額の0.03%です。
100万円預けて300円です。これくらいは払いましょう。誤差です。
コロナショックから堅実に成長しています。
大前提でアメリカは何度も暴落していますが、毎回回復しています。15年投資すれば負けないという歴史もあります。
BND(債券)
アメリカ債券に分散投資するものです。
6割以上がアメリカの国債のため、アメリカが保証してくれているんです。アメリカがデフォルト(債務危機)にならなければ、大丈夫という。超安定、超安心、低利率のETFです。ほかの4割も超優良社債などで構成。
基本的にはリスクを取るとリターンが増える。
株式はハイリスク、ハイリターン。攻めの部分
社債、債券はローリスク、ローリターン。守りの部分
3月現在は約86ドル。分配利回りが2.23%
このETFの面白いところは、毎月分配金がもらえるんです。
結構年金代わりにしている人が多いとか、少ないとか・・・
ここの年間経費率も衝撃の0.03%。ここもおとなしく払いましょう。
先ほどのVTIもBNDも運用会社がバンガード社というところが運用しています。
世界最大級の投資会社ですが、みんな知りません。
なぜなら、大きくなりすぎて広告打たなくても勝手に儲かってしまうんです。
バンガード、ステートストリート、ブラックロック。
この三つは覚えておいて損は無いです。
この三つ知らずにアメリカ投資するなんて、寿司天ぷらを知らずして日本食を語るようなもんです。
TLT(国債)
アメリカの20年国債に分散投資するものです。これは国債にしか投資しません。
これまた、超安定、超安心、低利率。
ただここの特徴は、株式と逆相関の関係にあるんです。
だから、株式(VTI)が上がると国債(TLT)は下がるんです。
だから今下がってます。
だが、それがいい!!!!!
今、株式上がっているので、TLT下がってます。
だからいつか必ず来る暴落時に株式は下がります。しかし、このTLTが上がることで株式のダメージを軽減してくれるんです。もちろんそっくりそのまま補ってくれるわけでは無いですが、この防衛手段は大事なんです。
ここの年間経費率は0.15%。今までに比べれば高い。
ただ、上記の二つが異常な経費率の安さで、これでも健全。安いくらい。
100万円ここに投資すると1年で約15000円もらえます。
GLDM(金)
ここは金に投資するETFです。
金は、配当でません。増えないし、持っていると経費ばっか掛かるんです。GLDMの経費率は0.18%。
持ってるとお金が減るんです。
でも、投資する以上「金」はポートフォリオに入れなくてはならないんです。
有事の金 といわれるように、基本は株式が下がると、金は上がりやすくなります。
そしてインフレに対処できるのが金なんです。
いま世界中でお金をばらまいています。(手元に来ている感覚はありませんが)
お金は無限に刷れるんです(理屈上)だからお金は価値が下がるんです。
分かりやすいのが、あなただけ急に1億円国から支給されたらお金持ちに見えるかもしれません。
ただみんなに1億円配ったらどうなるでしょう。みんな一億持ってるんです。お買い物し放題なので、しれっと売る側は値段を上げます。上げても売れるからどんどん上げます。気が付いたら、物価の優等生の卵が1パック5000円!かっぱ寿司が一皿3000円になってるかもしれません。
無限にお金を刷れるってこういうことです。
だから金とビットコインなんです。
量が決まってるんです。
誰も増やせないんです。
だから価値がある程度一定なんです。
おそらくかっぱ寿司3000円なら、金は・・・想像できません。ものすごく上がっているはずです。
まぁ、私まだ持ってませんけど。
IYR(不動産)
アメリカの不動産に投資するETFなんです。
不動産は株式とも金とも債券とも違う動きをするので、組み込みたいETFです。
基本的には外国人はアメリカの不動産に直接投資できないそうです。
そのためこういった商品が売られているということです。
アメリカは人口増加国なので、中古住宅ですら毎年4%の価格上昇があるそうです。
利回りは2.58%ということでほどほどの利回りですが、経費率がここは高い。0.42%。
直近一年は上がりも下がりもしてないです。
まとめ
VTI 全米株式
BND 米国優良債権
TLT 米国長期債券
GLDM 金
IYR 不動産
さてここからが問題です。
どれをどれだけ買おうか問題です。
教科書通りは上から 70:10:10:5:5 これが攻め。
防御力マックスなら 30:30:20:15:5 これが守り。
大変申し訳ない。リスク許容度マックスの私には眠すぎる。眠すぎて、投資したことを忘れてしまう。(それが良いということも!!!!)
私は60歳までに(運用期間25年)1億という目標があるので、多分これでは達成できない。
なのでやるなら、VTI 90 GLDM 10 以上。年利6%欲しい。
投資期間が長くとれるなら、リスクを取ります。
さらにやさしいロジャーパパが買う順番までレクチャー。
基本上から順番。以上。
さらにさらに、心構えまで☆
・基本長期運用
暴落は必ず来ます。投資した金額が半分になるときもあります。それでも耐えて投資しなければならない。
・売却欲を想定
上がると売りたくなるんです。下がるのは人間我慢できるんです。
最初失敗するのが、利益はちょびっと、損失はドカンと。
利益が出ると売ってしまいたくなる。それを我慢すると、その利益が減る。「うっときゃよかった」この先何回でもそんなこと起こります。けど、売らずに地道に増やしていくんです。
一番いいときに売ったり買ったりできないようになってます。
投資の神様もそう言ってます。
これを乗り越えられると、将来の資産形成が見えてきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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